お問い合わせ

地層や貝化石の研究から過去の地球環境や生物変遷を明らかにする

栗原 行人

教授

教育学部

理科教育

 

研究分野: 地学

ykurihara(AT)edu.mie-u.ac.jp
(AT)は@に読み替えてください。

カテゴリ

キーワード

  • 古生物学
  • 地質学
  • 貝化石
  • 新生代

関連するSDGs

  • 背景、動機付け

    近年,地球温暖化が問題となっていますが,地質時代には温暖化や寒冷化が何度も起きています.地層やその中に含まれる化石を調べると,このような環境変動に対して生物がどのように対応したのかがわかります.日本列島および東南アジア(フィリピン・インドネシア)の新生代貝類化石を対象に分類・絶滅・進化のプロセスを研究しています.

  • 成果、活用例

    近隣の小中学校などで地層や化石の授業を行い,地学の面白さや化石を科学的に観察する方法などを伝える活動をしています.

  • 今後の展望展開

    三重県内には多くの地質学的名所(ジオサイト)があります.こうしたジオサイトの魅力を多くの人に知ってもらうような活動を進めたいと考えています.

  • 主な研究業績・作品等

    • Kurihara, Y., 2010. Middle and Late Miocene Marine Bivalvia from the Northern Kanto Region, Central Japan. National Museum of Nature and Science Monographs No. 41, 87 pp.
    • Kurihara, Y. and Ohta, K., 2018. Bulletin of Mizunami Fossil Museum, 44, 51-58.
    • Kurihara, Y., 2007. Paleontological Research, 11, 29-39.
  • 略歴

    埼玉県出身.国立科学博物館支援研究員や埼玉県立自然史博物館学芸員を経て,2009年三重大学教育学部准教授,2019年より現職.

  • 社会とのつながり

    フィリピン国立博物館リサーチアソシエイト(2020〜).

  • 資格

    学芸員資格.

  • 高大連携における探究活動の支援分野

    • 自然科学(化学・生物・数学など)への課題