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子どもが自ら学ぶゲーミングを教室に

南 学

教授

教育学部

 

 

研究分野: 教育心理学

minam(AT)edu.mie-u.ac.jp
(AT)は@に読み替えてください。

キーワード

  • 教育心理学
  • クリティカルシンキング
  • ゲーミング
  • 認知心理学

関連するSDGs

  • 背景、動機付け

    現在の日本の教育は、先生たちが「教えること」に熱心になりすぎているように感じます。結果、つながりの見えない断片的な知識を子どもに覚えこませたり、他方で教えにくいことは避けていって、先生たちは、これから生きる子どもたちにとってあまり意味を持たない知識ばかり持たせているのではないでしょうか。学校で習った知識のかなりが大学に入学してはがれていきます。青春を勉強に削られたにもかかわらず、なにも残りません。今メインとしている研究の1つは、子どもたちが主体的に学ぶことができるゲーミングという手法の可能性について検討しています。

  • 成果、活用例

    世の中を主体的にとらえ、考えるクリティカルシンキングの力をどのような子どもが伸ばしているのかについて検討してきています。また、主体的に考えるゲーミングはどのようなものか、あるいは青年期の学生がなにに悩んでいたりするのかについて、研究しています。

  • 今後の展望展開

    クリティカルシンキングを身に着けるために、どういった関わりが重要なのかなどについて検討していきたいと思います。

  • 主な研究業績・作品等

    • 南 学 (2023). 学習の習慣化におけるアプリケーションの利用 三重大学教育学部紀要,74(1), 47-53.
    • 南 学 (2015). 現代の若者の価値観と主観的幸福感の検討 三重大学教育学部研究紀要,66,171-178.
    • 南 学 (2013). クリティカルシンキングをうながすゲーミング教材の開発と評価 三重大学教育学部紀要,64,337-348.
  • 略歴

    広島大学教育学部卒業、松山大学経営学部、三重大学教育学部教授(現)

  • 社会とのつながり

    四日市市青少年問題協議会

  • 資格

    博士(心理学)

  • 高大連携における探究活動の支援分野

    • 教育の課題
    • 人文科学(文学・歴史・語学・心理学など)への課題