食生活のなかで,おいしく食べるということにもっとも関心があり,食べ物のおいしさに大きくかかわるテクスチャー(食感)についての研究を行っています。また,日本の食文化や,学生の調理に対する知識や技能の現状を把握し,調理を行うことの意義についても興味を持っています。
テクスチャーを制御するために,澱粉を主として粘弾性の研究をしてきました。食品会社での新商品開発などに役立つ情報を学会や講演会で発信してきました。
テクスチャ―を制御するために,多糖類の粘弾性についての研究を深め,おいしく楽しく食べるための多糖類の活用法について研究を進めていきます。また,日本の食文化の良さを授業を通じて学生に伝え,伝統を守ることについて考えていきます。
食品会社の研究開発部での勤務経験あり。2004年に学位取得後,短期大学で勤務後,2006年より三重大で勤務し,現在に至る。
三重県食の安全・安心確保のための検討委員会,三重県環境審議会,三重県消費生活対策審議会委員,伊勢市廃棄物減量等推進審議会の委員を務める。また,日本調理科学会と日本家政学会では,東海・北陸支部役員,国際交流委員会委員,奨励賞選考委員なども務める。
管理栄養士,調理師,第二種衛生管理者