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おいしさに関わる多糖類の粘弾性に関する研究

平島 円

教授

教育学部

家政教育

 

研究分野:  

madoka(AT)edu.mie-u.ac.jp
(AT)は@に読み替えてください。

キーワード

  • 多糖類
  • 澱粉
  • 食品物性
  • 調理
  • 嗜好

関連するSDGs

  • 背景、動機付け

    食生活のなかで,おいしく食べるということにもっとも関心があり,食べ物のおいしさに大きくかかわるテクスチャー(食感)についての研究を行っています。また,日本の食文化や,学生の調理に対する知識や技能の現状を把握し,調理を行うことの意義についても興味を持っています。

  • 成果、活用例

    テクスチャーを制御するために,澱粉を主として粘弾性の研究をしてきました。食品会社での新商品開発などに役立つ情報を学会や講演会で発信してきました。

  • 今後の展望展開

    テクスチャ―を制御するために,多糖類の粘弾性についての研究を深め,おいしく楽しく食べるための多糖類の活用法について研究を進めていきます。また,日本の食文化の良さを授業を通じて学生に伝え,伝統を守ることについて考えていきます。

  • 主な研究業績・作品等

    • A. Nussinovich and M. Hirashima, Use of Hydrocolloids to Control Food Appearance, Flavor, Texture and Nutrition, Wiley, 2023
    • 平島円,高橋亮,西成勝好,日本調理科学会誌,52,231-239,2019
    • 平島円,磯部由香,堀光代,日本調理科学会誌,54,234-243,2021

    ゲル化食品のイメージ (Cooking Innovations, CRC Press表紙)

    増粘剤を使った食品 (More Cooking Innovations, CRC Press表紙)

  • 略歴

    食品会社の研究開発部での勤務経験あり。2004年に学位取得後,短期大学で勤務後,2006年より三重大で勤務し,現在に至る。

  • 社会とのつながり

    三重県食の安全・安心確保のための検討委員会,三重県環境審議会,三重県消費生活対策審議会委員,伊勢市廃棄物減量等推進審議会の委員を務める。また,日本調理科学会と日本家政学会では,東海・北陸支部役員,国際交流委員会委員,奨励賞選考委員なども務める。

  • 資格

    管理栄養士,調理師,第二種衛生管理者

  • 高大連携における探究活動の支援分野

    • 自然科学(化学・生物・数学など)への課題