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医工連携、産学官連携など、異分野融合から新しい価値を生み出します

加藤 貴也

准教授

地域イノベーション学研究科

社会イノベーションユニット

 

研究分野:  

キーワード

  • バイオメカニクス
  • 地域イノベーション
  • プロジェクトマネジメント
  • 産学官連携
  • アントレプレナーシップ

関連するSDGs

  • 背景、動機付け

    地域にある大学として、世界で戦える研究および人材育成を展開しながら、地域との繋がりを大切にし、地域とともに成長していく必要があります。その実現には、大学と地域を結び付け、新たな価値を創造できる人材の育成および事業創出が求められます。プロジェクトマネジメント教員および産学官連携推進部門の活動を融合し、地域共創による地域の活性化に貢献できる人材育成、事業創出を目指しています。

  • 成果、活用例

    バイオメカニクスの研究においては、脊椎分野を中心に学内、国内だけでなく協定校のコンケン大学との医工連携の活動を展開し、脊椎治療における手術手技の評価や新しい手術器具の開発を行っています。
    産学官連携推進部門の活動では、産学連携を活用した地域企業における新事業の創出、事業転換などを支援し、異業種からの医療分野への進出、新製品の開発などに至っています。産学連携事業の企画立案、マネジメントを行っています。

  • 今後の展望展開

    地域を活性化していくためには、地域にある大学が、異分野、異業種、国内外の他地域を繋ぐハブとしての機能を発揮することが求められています。これまでの医工連携、産学官連携活動の経験を基に、大学の教育研究の発展、地域共創の推進に貢献できればと思っています。

  • 主な研究業績・作品等

    • 加藤貴也,笠井裕一,稲葉忠司,徳田正孝,術中腰椎不安定性評価のための簡便な椎間可動域測定器の開発,日本機械学会論文集A編,71巻,703号,pp.494-499,2005.
    • 加藤貴也,笠井裕一,加地弘司,稲葉忠司,徳田正孝,内田淳正,形状記憶合金製髄内釘を用いた大腿骨骨幹部骨折に対する新しい手術手技,臨床雑誌整形外科,56巻,5号,pp.599-602,2005.
    • Y. Kasai, P. Paholpak, K. Nabudda, T. Wisanuyotin, W. Sirichativapee, W. Kosuwon, T. Mizuno, and T. Kato, Pedicle Screw System May Not Control Severe Spinal Rotational Instability, SPINE 45(21), pp E1386–E1390, 2020

    協定校のタイのコンケン大学での共同実験の様子

  • 略歴

    三重県生まれ、三重大学で博士(工学)取得後、NEDOフェローとして産学官連携を推進する人材としての経験を積み、2007年度から産学官連携推進部門の専任教員、2019年度から地域イノベーション学研究科のプロジェクトマネジメント教員として活動しています。

  • 社会とのつながり

    地方自治体の総合計画の審議会などの委員、高等学校活性化協議会の委員など、地域の活性化や産学官連携の推進に関わる取り組みの委員やアドバイザー務めています。

  • 資格

    JBIA認定インキュベーションマネージャー

  • 高大連携における探究活動の支援分野

    • まちづくりの課題
    • 医療・福祉の課題
    • 教育の課題