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数理モデルによるシシステムの解析と最適化

眞田 耕輔

助教

工学研究科

電気電子工学専攻

情報・通信システム工学

研究分野:  

k.sanada(AT)elec.mie-u.ac.jp
(AT)は@に読み替えてください。

カテゴリ

キーワード

  • 無線通信
  • ネットワーク
  • 数理モデル
  • WiFi
  • IoT

関連するSDGs

  • 背景、動機付け

    システムが複雑化していく現在, システムを厳密に解析することは事実上困難です. しかし, 多少の理想化を含めていたとしても, システムの本質を数理モデルとして表し, システムを解析することができれば, そのシステムの動作の直感的な把握や効率的な設計に結びつけることができます. このような動機のもと, 次世代無線通信ネットワーク, プロトコルを主な研究対象として, 数理モデルに基づくシステムの解析に取り組んでいます.

  • 成果、活用例

    数理モデルによる解析研究は様々な工学的な応用が可能です. システムの振る舞いを把握するための手法として, 実機実験や計算機による仮想的なシミュレーション実験などがありますが, これらは結果を得るのに時間や費用等の様々なコストが必要となります. 一方, 構築された数理モデルによるシステムの振る舞いの把握は, 計算のみで済みますので時間, 費用面でも低コストで結果を得ることできます. また, 数式を用いているために, システムの最適化のためのアルゴリズム等の適用も容易であり, 強力な設計ツールとなり得ます.

  • 今後の展望展開

    Beyond 5G, 6Gへ向けて次世代情報通信技術の研究が現在盛んに進められており, システムより複雑化していくことが予想されます. その中で, システムの本質的な動作を明らかにするとったアプローチはとても重要であると言えます. 現在, 機械学習等を用いたシステムの把握や制御も盛んに研究されていますが, このアプローチでは得られた結果から「何が本質か, なぜ性能向上が得られるのか」を把握することは困難であると言えます. そのため, 解析, 通信分野のプロフェッショナルの視点からそのノウハウを活かした機械学習に基づくアプローチでのシステムの把握や制御に現在注目をしております.

  • 主な研究業績・作品等

  • 略歴

    北海道出身. 2016年より三重大学大学院工学研究科電気電子工学専攻助教, 現在に至る. 博士(工学). 無線通信ネットワークに関する研究に従事.

  • 社会とのつながり

  • 資格

  • 高大連携における探究活動の支援分野