准教授
生物資源学研究科
生物圏生命科学専攻
海洋生命分子化学
研究分野: 水圏材料分子化学
食資源を健康を環境面の両面から有効活用できる取り組みを行っています。食はヒトの日常活動に欠かせません。この食活動においてどのようなものをどれだけ摂取することが,健康長寿に大きく影響します。また,食品加工時に発生する副産物の有効利用をその副産物中の機能性成分から考えることで,ゼロエミッション型の食品加工も可能となります。
天然動植物に含まれる機能性成分の特徴を知り,ヒトの健康や美容に役立つ製品の開発に結びつけています。これまで多くの食品企業や化粧品企業と共同研究を実施し,製品化および特許出願までの実績があります。
天然資源を有効に活用することで持続的な農水産業の一助となる知見を引き続き多くの企業と連携しながら増やしていきたいと考えています。また,開発には評価するまでの時間を要するため,新しい指標マーカーなど評価迅速化技術の開発も並行して取り組んでいきたい。
愛知県生まれの岐阜育ち(岐山高等学校卒)。近畿大学農学部水産学科准教授を経て,2016年より現職。
井村屋株式会社(中央研究所:研究員),財団法人岐阜県研究開発財団岐阜県国際バイオ研究所(健康有用物質研究部:専任研究員)にて食品の機能性研究に従事.
社会活動:近畿大学農学部水産学科非常勤講師(2016年),三重県津市立豊が丘小学校運営委員.
受賞歴:日本水産学会奨励賞(2015年3月),第37回リバネス研究費L-RAD賞(2017年9月),日本細胞外小胞学会奨励賞(2020年10月)
食品衛生監視員・食品衛生管理者