幼少の頃から自然や生き物への愛着が強く、学生時代から魚や動物の絵を描いてきました。現在は油彩による古典的な絵画技法を基に独自の表現を試み、動物画や静物画を制作しています。授業では絵画を担当し、基礎デッサンや油彩による古典的な絵画技法、アクリル絵具による混合技法などを指導しています。
美術を学ぶ学生たちが実際に教育現場の実践で生かせる様、絵画の課題も各自の表現のバリエーションを増やす事を主に指導しています。研究では、選んだテーマの取材をを経て、油彩による古典絵画技法の研究と制作を行い、個展などで発表する機会を持てる様にしています。
美術の世界では、幼少期の苦手意識が大きく影響するので、学生たちにも教員になった際の気遣いに注意し指導している。児童や生徒の表現は個性であり、個々のアイディアや印象を大切に指導できる学生を育てていきたいと考えています。
神奈川県生まれ、東京藝術大学大学院美術研究科修了、同大学の非常勤講師、横浜美術大学非常勤講師、女子美術大学非常勤講師等を経て2011年三重大学教育学部に就任、百貨店・画廊での個展・グループ展多数開催
日本教育大学協会全国美術部門、大学美術教育学会、三重県屋外広告物審議会会長