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光通信ネットワークの信頼性向上技術 ~つながり続ける光通信を目指して~

真鍋 哲也

教授

工学研究科

情報工学専攻

コンピュータサイエンス

研究分野:  

manabe(AT)net.info.mie-u.ac.jp
(AT)は@に読み替えてください。

カテゴリ

キーワード

  • 光クロスコネクト ロボット
  • 光アクセス ネットワーク冗長化
  • 光ファイバセンシング
  • 光ファイバ給電制御

関連するSDGs

  • 背景、動機付け

    現在はインターネット,ビデオ配信,クラウド,オンライン決済,遠隔医療等,24時間365日絶え間なく通信を使う生活をしており,通信がつながり続けることがとても重要になっています.光通信ネットワークの信頼性向上を目指して光通信ネットワークの冗長化技術と通信路異常監視技術の研究に取り組んでいます.

  • 成果、活用例

    光通信ネットワークの冗長化技術により,たとえどこかの光通信ネットワークが断線するようなことが起こっても別の通信経路に切り替えることで通信を続けることが可能になります.また,通信路異常監視技術があれば断線が発生してから通信経路を切り替えるのではなく異常を事前に察知し予防的に通信経路を切り替えることが可能になります.たとえ災害が発生しても重要な通信が繋がり続ける技術の実現を目指しています.

  • 今後の展望展開

    光通信ネットワークの冗長化技術では,光ファイバ給電による微弱な電力による遠隔からの経路切替を可能にするためのシステム構成や蓄電・制御アルゴリズムの研究を進めています.通信路異常監視技術では光ファイバ干渉計による簡易な光学システムに信号処理アルゴリズムを組み合わせた技術の研究を進めています.これらの技術を例えば橋梁やプラント設備のモニタリングに応用していきたいと考えています.

  • 主な研究業績・作品等

    光給電型光通信ネットワーク切替技術の検証のための試作装置

    通信路異常監視技術の検証のための実験装置

  • 略歴

    1991年日本電信電話株式会社入社,2006年~2007年University of Western Australia,MBA留学,NTTアクセスネットワークサービスシステム研究所主幹研究員を経て2020年より三重大学大学院工学研究科教授.

  • 社会とのつながり

  • 資格

     

  • 高大連携における探究活動の支援分野

    • 自然科学(化学・生物・数学など)への課題