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子どもの身体活動を加速度計(活動量計)で評価する。

笹山 健作

准教授

教育学部

保健体育

 

研究分野:  

sasayama(AT)edu.mie-u.ac.jp
(AT)は@に読み替えてください。

キーワード

  • 子ども
  • 健康
  • 体力
  • 生活習慣
  • 体育

関連するSDGs

  • 背景、動機付け

     子どもが活発に体を動かすことは、心身に良い影響を及ぼすことが様々な研究によって明らかにされています。しかし、子どもがどれくらい強さの身体活動をどれくらいの時間行っているかについては、十分にわかっていません。そこで、我々は加速度計という機器を用いて、子どもの日常生活における身体活動を評価しています。

  • 成果、活用例

     加速度計は歩数を計測できることに加え、体の動きを加速度として計測できることから強度別の活動時間を知ることができます。また、身体活動がどのタイミングで行われたかについても知ることができます。これらの調査結果は児童に返却し、運動習慣について振り返ってもらったり、小学校の先生には指導に活用してもらったりしています。

  • 今後の展望展開

     上記のような研究活動を学校と連携しながら実施することで、子どもの体力づくりや健康づくりに貢献したいと考えています。

  • 主な研究業績・作品等

    • Walking to/from school is strongly associated with physical activity before and after school and whole-day in schoolchildren: a pilot study. Sasayama K, Watanabe M, Ogawa T. 2021.
    • Secular changes in total steps and moderate-to-vigorous physical activity among fourth-grade students in Japan in 2003/2004 and 2016/2017. Sasayama K, Adachi M.2019.
    • Cross-sectional and longitudinal relationship between physical fitness and academic achievement in Japanese adolescents. Sasayama K, Nonoue K, Tada T, Adachi M. 2019.
  • 略歴

    岡山県生まれ.兵庫教育大学大学院博士課程修了.博士(学校教育学). 大阪府公立中学校保健体育科教諭,岡山理科大学教育学部講師を経て現職.

  • 社会とのつながり

  • 資格

  • 高大連携における探究活動の支援分野

    • 教育の課題