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西洋政治哲学における神話の問題、あるいは神話的思考の現象学

馬原 潤二

教授

教育学部

社会科教育

 

研究分野:  

jmahara(AT)edu.mie-u.ac.jp
(AT)は@に読み替えてください。

カテゴリ

キーワード

  • 政治哲学
  • 神話的思考
  • 国民統合

関連するSDGs

  • 背景、動機付け

    専門は政治哲学、ヨーロッパ政治思想史(とくにドイツ語圏)。これまで主として20世紀前半の哲学者エルンスト・カッシーラーの言説の政治哲学的側面を分析してきた。また、「ドイツ国民」形成の精神史への関心から国民統合理論についても研究している。

  • 成果、活用例

    それは社会が決めること。

  • 今後の展望展開

    これまでの研究成果をふまえて政治を広く人間学の一部ととらえ、人間の神話的思考のような非合理的な考え方がヨーロッパ政治思想の通奏低音をなしてきた(なしている)様子を解明したいと考えている。ただ、近年はヨーロッパの軍事博物館がいかに人々を国民として統合してきたのかを考える「寄り道」をしている。

  • 主な研究業績・作品等

    • 『エルンスト・カッシーラーの哲学と政治――文化の形成と〈啓蒙〉の行方――』、風行社、2011年。
  • 略歴

    1998年同志社大学法学部卒業、2003年同志社大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程後期課程修了、2010年同志社大学法学部助教、2012年三重大学教育学部准教授、2016-2017年天津師範大学国際教育交流学院特聘副教授、2022年同教授。

  • 社会とのつながり

    2012年三重大学出版会(株)理事、2021年三重地方労働審議会委員

  • 資格

    博士(政治学)(同志社大学)

  • 高大連携における探究活動の支援分野

    • 社会科学(政治・経済など)への課題