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人物やそれを取り巻く環境をテーマに彫刻作品の制作をしています。

奥田 真澄

教授

教育学部

美術教育

 

研究分野: 彫刻

カテゴリ

キーワード

  • 彫刻
  • 塑造
  • 人物表現
  • 美術教育

関連するSDGs

  • 背景、動機付け

    美術は人間の生活において生命を持続させるために必ずしも必要ではありません。しかし、人間の本質を支える大切な要素であると考えています。現代社会で生きていくには現実的で物質的な要素に取り囲まれることが多くありますが、美術の作品は、人間としての精神を開放していく力を持っているように思います。特に、人物表現は、古代から現代に繋がる普遍的なテーマであるからこそ、創造することの意味が深く問われている分野だと考え、それを根幹にした彫刻作品の制作及び教育活動を行なっています。

  • 成果、活用例

    美術という教科は一見生活に直接役に立つ科目ではないですが、人間は精神的なものの比重を多くしめて生きています。その部分を養うものの一つに美術教育があり、大きな役割があります。また、国際社会においても日本の文化レベルをあげることは、今まで以上の地位を築き、活躍できる人材を増やすことに繋がるのではないかと感じます。このような意味合いにおいても重要な役割を持つ美術をしっかりと伝えられる教員の育成をしています。

  • 今後の展望展開

    人物をモチーフとした彫刻作品は普遍的なテーマとして多くの試みが行われています。常に途切れることなく制作されてきた表現分野であるため、最も各時代を反映したものの一つとして位置付けることができます。また、それと同時に次の時代に向けての課題や希望を孕んだものでもあると考えており、現代の時代背景に合わせた人物彫刻や今後の表現の在り方を、実制作を通して示していけるよう制作を行ない、その成果を教育にも還元していきたいと考えています。

  • 主な研究業績・作品等

    幻影/Optical Illusion 2018 terracotta H150×W41×D27㎝

    空音/False Cry 2017 terracotta H17×W30×D20㎝

  • 略歴

  • 社会とのつながり

  • 資格

  • 高大連携における探究活動の支援分野