特任教授
教育学部
技術・ものづくり教育
研究分野: 電気工学・技術教育
前職では炉の暴走や高レベル放射線廃棄物といった問題がなく事実上無尽蔵の未来のエネルギー源と期待されている核融合の技術開発を行ってきました。そのため、現在の原子力の状況、エネルギー問題全般についても一定の関心があります。ホームベースは元々は電気工学、今は技術教育ですが、開発を行ってきたことから特許に関わってきており、その延長線上として知的財産教育、起業家教育のありようについても関心を持っています。
現在の原子力や放射線についても一定の知識を有することから、東日本大震災後は福島に出向いて一般の方々にお住いの地区は科学的に見てどのような状況かの説明にボランティアとして回ったことがあります。三重県内の学校向けには電気・エネルギー・放射線に関する出前授業をしてきています。技術教育関連ということで発明/知的財産教育、起業家教育にも関心があり、発明教室の講師もしてきています。
電気・エネルギー・発明・知的財産教育の教材開発・実践をメインに社会貢献等を継続していきたいと考えています。
三重県出身。工学研究科電気電子専攻を出て当初15年間は茨城県東海村/那珂市にある(旧)日本原子力研究所で核融合工学の研究をしていました。縁あって三重大学教育学部技術・ものづくり教育講座に異動し、主に電気工学の授業を担当してきています。
・前職として(旧)日本原子力研究所(現在の量子科学技術研究開発機構)にて核融合実験装置(JT-60)の中性粒子入射加熱装置の技術開発に従事
・桑名市教育委員
・中部原子力懇談会調査専門委員
・アイデア賞(ソーラーカーレース鈴鹿2005)
・特許庁長官表彰(知財功労賞,2014/4/18)
・文部科学大臣表彰(科学技術賞 理解増進部門,2015/4/15)