准教授
附属病院
外科系診療科
呼吸器外科
研究分野:
がんの罹患率が上昇を続ける中で、肺がんは死亡率の第1位です。それを解決するためには、検診による早期発見だけでなく、肺がんの基礎研究、外科治療の向上、地域医療較差の是正、新しい医師への教育など取り組むべきことは山ほどあります。
これまで手術の腕を磨くだけでなく、基礎研究への従事、周術期治療への成熟、若手医師への教育、さらに新しい治療であるロボット手術の習得など幅広く触れてきました。もちろん個人の力でどうにかなるものでもありませんが、日本の肺がん手術の成績は年々よくなっています。
今後取り組むべきは地域医療の格差是正だと考えています。医工連携の産物である手術支援ロボットは遠隔手術を可能とします。医師不足の地域患者さんを遠隔から手術するということを最終目標に、リモート手術指導から研究を開始しています。
1973年名古屋市生まれ。1998年名古屋大学医学部卒業後、愛知県江南厚生病院、愛知県がんセンターに勤務し、2005年より名古屋大学大学院入学、2009年に医学博士取得した。名古屋大学呼吸器外科に勤務し、2020年4月より三重大学医学部附属病院臨床研究開発センターおよび呼吸器外科に勤務となる。
008/04 金原一郎記念医学医療振興財団 第22回研究交流助成金受賞
2018/04 八木基金 海外研究交流助成金受賞
2020/03 公益 財団法人三重県健康管理事業センター 研究助成金受賞
2021/12 吉田壽記念三重医学研究振興会賞
2022/02 第14回日本ロボット外科学会学術集会 優秀演題賞
2023/11 三重県医師会医学研究奨励賞
日本外科学会 - 認定医, 専門医, 指導医, 日本呼吸器外科学会 - 専門医
呼吸器外科ロボット支援手術プロクター, 日本ロボット外科学会- 専門医国内Aランク
インテュイティブサージカルda Vinciメンター, 呼吸器外科学会胸腔鏡安全技術認定医、内視鏡外科学会技術認定医(呼吸器外科領域)
日本臨床試験学会GCPパスポート認定取得