准教授
生物資源学研究科附属施設
附属紀伊・黒潮生命地域フィールドサイエンスセンター
附帯施設農場
研究分野:
毎日安全な食品を食べ、健康の維持増進に資することができれば、幸せな生活を送ることができるでしょう。私たちは生産から消費、廃棄物処理までのフードチェーンを対象とし、地球人としてより良く生きていくために科学の観点から問題解決に迫ります。
食品に関する化学的知識を得ることは、安全な食料を選ぶことに繋がります。また、農林水産物の生産状況を知ることにより、地球温暖化と食料問題、食品の衛生管理など、正しい科学知識をもとに正しい道を模索し、新時代にもより良く生き続けることを目指します。
日本における食料安全保障だけでなく、世界における食品をキーワードとした諸問題の解決には、科学的な知識と技術、モニタリングが必須です。また、日本における食に関わる法制度は科学ベースで構築されています。このような社会において、総合的な食に関わる知についてより一層深く考えていこうと思います。
愛知県立熱田高等学校卒業。三重大学教育学部から大学院生物資源学研究科を経て博士取得。1999年より三重大学助手として赴任。2009年から准教授として大学院地域イノベーション学研究科へ出向。2018年に大学院生物資源学研究科に戻る。