教授
医学系研究科
生命医科学専攻
寄附講座
研究分野: 脊髄末梢神経低侵襲外科学講座
脊髄疾患や末梢神経障害をきたす疾患は高齢化に伴い増加の一途であり、国民生活基礎調査によると、腰痛と肩こりを訴える人は全人口の20%にも上り、慢性疼痛患者さんも約4人に1人の割合でいます。これらの痛みや運動障害による生活機能の低下を改善することが重要な課題です。
我々は、手術顕微鏡や経皮的脊髄内視鏡による、脊髄末梢神経に対する愛護的手術を行い良好な成績を納めていますが、さらに手技の改良改善や新規技術の開発を行い、低侵襲性をより高めたいと考えています。
脊髄、末梢神経の障害をきたす疾患の基礎研究と診断を行い、より安全で低侵襲に外科治療を行うための治療法を開発し確立すること、また、その技術を伝承し、医師を育成することが、患者さんの生活機能の低下を改善に役立つと考えています。
1990年 三重大学医学部卒業、三重大学医学部脳神経外科学講座入局、三重県の関連病院で脳神経外科医として従事
1997年 三重大学大学院医学系研究科卒業、学位取得
2006年 Rush Univ.Depr.of orthopedics, Biomechanic Lab.に留学、留学後、全国の医療施設で脳神経外科医として従事
2012年より三重大学で従事
2017年三重大学医学部脊髄末梢神経低侵襲外科学講座 教授
日本脳神経外科学会 代議員
日本脊髄外科学会 理事
日本脊髄障害医学会 評議員
脳神経外科 専門医
日本脊髄外科学会 認定医
日本脊髄外科学会 指導医
脊椎脊髄外科 専門医