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家庭科教員の授業設計力向上を目指して

村田 晋太朗

准教授

教育学部

家政教育

 

研究分野: 家庭科教育学、家族関係学、生活経営学、家庭経済学

murata(AT)edu.mie-u.ac.jp
(AT)は@に読み替えてください。

キーワード

  • 家庭科教育
  • 授業設計
  • 目標・評価
  • 家庭科教員
  • 生活経営

関連するSDGs

  • 背景、動機付け

    中学校や高等学校の家庭科教員は,授業数の削減などもあり,1つの学校に1人が配置されることが多いです.そのため,家庭科の授業に関する専門的な助言をしてくれる同僚は校内にいません.家庭科教員は自分自身でネットワークを広げ,自ら主体的に家庭科の専門性を向上するための資質・能力が必要であると考えています.

  • 成果、活用例

    これまで,家庭科の授業設計に関して,主に教育目標や学習評価の視点から研究を行ってきました.加えて,指導の困難感を感じやすい家族関係を題材にした実践研究も行なっています.また,家庭科教員同士が繋がり,協働的に授業づくりをするための研究会を主宰しています.

  • 今後の展望展開

    今後は,現場の家庭科教員と協働的に授業開発を進めて,授業研究を行うとともに,全国の家庭科教員に届けるための資料として実践事例集を作成したいと考えています.また,三重県は僻地学校も多くあり,家庭科の専門外の教員が指導するケースも少なくありません.そのような教員の支援方策なども検討していきたいと考えています.

  • 主な研究業績・作品等

    • 村田晋太朗,永田智子(2019)日本教科教育学会誌,第42巻3号
    • 村田晋太朗,永田智子(2020)日本家庭科教育学会誌,第63巻1号
    • 村田晋太朗,永田智子,小林裕子(2020)日本教科教育学会誌,第43巻1号

    生活経営学概論で実施した宿泊商品開発コンペティション(2022年前期開講)

    国際家政学会に参加(2022年アメリカジョージア州アトランタにて)

  • 略歴

    広島県生まれ.2008年大阪教育大学卒業.2009年〜2018年まで大阪府中学校で家庭科教員として勤務.2020年兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科(博士課程)修了.博士(学校教育学).2021〜三重大学教育学部家政教育講座准教授.

  • 社会とのつながり

    2008年:広島県立可部高等学校(定時制課程)(非常勤講師)(家庭),広島県廿日市市立宮島中学校(非常勤講師)(技術)
    2009年〜2018年:大阪府吹田市立南千里中学校,吹田市立豊津西中学校(教諭)(家庭)
    2019年:兵庫教育大学附属中学校(非常勤講師)(技術)

  • 資格

    小学校教諭専修免許,中学校教諭専修免許(家庭),中学校教諭専修免許(技術),高等学校教諭専修免許(家庭),調理師免許

  • 高大連携における探究活動の支援分野

    • 教育の課題