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人工衛星や現地調査などの空間情報を用いたデータサイエンス

松岡 真如

准教授

工学研究科

情報工学専攻

知能システム工学

研究分野:  

キーワード

  • リモートセンシング
  • 地理情報システム
  • 空間情報
  • 測量
  • 機械学習

関連するSDGs

  • 背景、動機付け

    地理情報科学は、地図や衛星画像といった地理情報を取得、処理、管理するための方法を開発するとともに、地理情報の利用によって科学的・社会的課題を解決することを目的とした技術的・学問的分野です。特に近年は、地理情報のデジタル化や空間情報を用いた機械学習手法の開発が進んでおり、空間情報を用いたデータサイエンスに期待が寄せられています。

  • 成果、活用例

    人工衛星やドローンを用いて広域の情報を取得することで、農地や森林の状態や変化をモニタリングしています。また、写真測量やLiDAR、測量などによって観測対象を計測し、コンピュータ内で再現した三次元空間において情報抽出やシミュレーションを行っています。これらの情報は農林業や環境の分析と改善に役立ちます。

  • 今後の展望展開

    地理空間情報を、地域における産業の発展や環境の保全にどう実装していくか、という点が課題かと思っています。抽出する情報の有効性と正確性を高めつつ、その情報を活用する具体的なシステムを構築できればと思います。

  • 主な研究業績・作品等

    • Y. Sato, M. Matsuoka, Estimation of Rice Plant Coverage Using Sentinel-2 Based on UAV-Observed Data. Remote Sensing 16(9) 1628. 2024. https://doi.org/10.3390/rs16091628
    • R. Komura, M. Matsuoka, High-Temporal-Resolution Prediction of Malaria Transmission Risk in South Kivu, Democratic Republic of the Congo, Based on Multi-Criteria Evaluation Using Geospatial Data. SPRS International Journal of Geo-Information, 12(12) 489. 2023. https://doi.org/10.3390/ijgi12120489
    • M. Matsuoka, H. Yoshioka, Orthorectification of Data from the AHI Aboard the Himawari-8 Geostationary Satellite. Remote Sensing, 15(9) 2403. 2023. https://doi.org/10.3390/rs15092403
  • 略歴

    群馬県新田郡出身、千葉=>東京=>京都=>高知=>三重です

  • 社会とのつながり

  • 資格

     

  • 高大連携における探究活動の支援分野

    • 環境への課題
    • 自然科学(化学・生物・数学など)への課題