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技術進歩が経済成長に与える影響の解明

内田 秀昭

准教授

教育学部

社会科教育

 

研究分野:  

カテゴリ

キーワード

  • 経済成長
  • イノベーション
  • 人的資本
  • 生産性
  • 国際貿易

関連するSDGs

  • 背景、動機付け

    一国の経済が持続的に成長するためには、発展の段階に応じて適切な制度設計を講じなければなりません。経済発展の初期段階では物的資本の重要性が大きいですが、発展が進むにつれて人的資本や技術進歩の重要性が増してきます。また、高度に発展した社会ではさらなる経済的豊かさよりも自然環境に対する選好が増すことも知られています。このような経済発展の各段階において、いかなる経済政策や経済制度が国民の厚生を最も効率よく増加させるのかについて研究をしています。

  • 成果、活用例

    国内外の研究者と技術進歩と経済成長について研究を行っています。現在の経済成長理論では長期的な経済成長の原動力は知識の蓄積に基づく技術進歩であると考えられています。現在は主に貿易自由化政策が技術伝播に与える影響について研究していますが、その効果は肯定的なものから否定的なものまで様々あり、一概に判断することができません。貿易は我々の雇用や賃金、また日々消費する商品の種類や価格にも影響を与えるなど生活に直結する問題であり、今後も最適な政策の提案につながる研究を行っていきます。

  • 今後の展望展開

    最近の技術進歩の議論において、AIやロボットに関連する技術革新はいずれ人間の職業を大量に奪うのではないかという予測もありますが、一方でAIやロボットを積極的に導入した企業ほど新規に雇用を増加させる傾向があるという研究結果もあり、冷静に判断する必要があります。人間がAIやロボットをうまく使い、人間社会の厚生改善につながる研究を今後進めていきたいと考えています。

  • 主な研究業績・作品等

    東京証券取引所の見学

  • 略歴

  • 社会とのつながり

  • 資格

  • 高大連携における探究活動の支援分野

    • 社会科学(政治・経済など)への課題