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演劇における虚構と現実の相互作用

小嶋 ちひろ

准教授

人文学部

文化学科

ヨーロッパ・地中海研究

研究分野: イギリス文学

キーワード

  • イギリス・ルネサンス演劇

関連するSDGs

  • 背景、動機付け

    16、17世紀のイギリス演劇を研究しています。シェイクスピアに代表される演劇文化が花開いた当時のロンドンで、劇世界の虚構が、観客の生きた現実とどのように相互に作用していたのかに興味があります。激動のロンドンに生きた人々が何を演劇に見いだしていたのか、そして演劇は観客の現実をどのように表象したのかについて考えています。

  • 成果、活用例

    ルネサンス期のイギリスは、中世から近代への移行期であり、思想や宗教、経済が大きな変革を迎えていました。そのような時代に、演劇というメディアが社会の変化にどのように反応し、さまざまな傑作を生み出したのかを考えることは、社会と演劇との関わりを考える上で新たな知見を提供してくれると考えています。

  • 今後の展望展開

    現在は、17世紀初頭に人気を博した都市喜劇というジャンルに着目しています。ロンドンを舞台とし、ロンドン市民を描く都市喜劇は、観客の日常を映し出しました。当時の観客は、自らの日常空間に近接する劇場で、都市喜劇に何を見出したのかについて、研究を進めていきたいと考えています。

  • 主な研究業績・作品等

    • 小嶋ちひろ, Shakespeare Studies, 58, 1-19, 2020.
    • 小嶋ちひろ, 『英文学研究 支部統合号』, 11,187-96, 2018.
    • 小嶋ちひろ, 『英文学研究 支部統合号』, 9, 167-74頁, 2017.
  • 略歴

    名古屋外国語大学講師を経て、2020年より三重大学人文学部准教授。

  • 社会とのつながり

    2017年日本英文学会関西支部奨励賞受賞、2020年日本シェイクスピア協会奨励賞。

  • 資格

  • 高大連携における探究活動の支援分野

    • 人文科学(文学・歴史・語学・心理学など)への課題