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天然(植物、昆虫、食品)由来の機能性成分の精製単離、化学構造決定

勝崎 裕隆

准教授

生物資源学研究科

生物圏生命科学専攻

生命機能化学

研究分野:  

katsuzak(AT)bio.mie-u.ac.jp
(AT)は@に読み替えてください。

キーワード

  • 食品
  • 機能性
  • 機器分析
  • 精製単離
  • 化学構造決定

関連するSDGs

  • 背景、動機付け

    食品等に含まれる機能性成分を明らかにする為、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を用いた精製、核磁気共鳴装置(NMR)や、質量分析計(MS)、を用いた、化学構造の決定を通して、精製技術、構造決定技術伝承を教育の現場や実際の社会での行う。また、特保や機能性表示食品と利用に役立てる。

  • 成果、活用例

    実際に、多くの食品成分などを精製し、化学構造を明らかにし、実際商品として利用されているものもある。

  • 今後の展望展開

    様々な機能性物質の精製と化学構造の決定は続けていくが、液体クロマトグラフィー質量分析計(LC-MS)を利用した。探索と構造解析を兼ねた方法で、より迅速に有効成分の特定を目指したい。

  • 主な研究業績・作品等

    • Sesaminol Glucosides in Sesame Seeds. Katsuzaki, H.; Kawakishi, S.; Osawa, T.1994, 35(3), 773-776.
    • 10-Gingerol Suppresses Osteoclastogenesis in RAW264.7 Cells and Zebrafish Osteoporotic Scales Zang, LQ  Kagotani, K Nakayama, H Bhagat, J Fujimoto, Y Hayashi, A Sono, R Katsuzaki, H Nishimura, N Shimada, Y 2021 9
    • Correlation between the seasonal variations in phlorotannin content and the antiallergic effects of the brown alga Ecklonia cava subsp. Stolonifera Sugiura, Y ,Kinoshita, Y , Misumi, S , Yamatani, H, Katsuzaki, H, Hayashi, Y, Murase, N 2021 58
  • 略歴

    愛知県生まれ。1993年より三重大学生物資源学部助手、2004年助教授、現在に至る。1996年8月〜9月 国際海外協力事業団(JICA)短期専門職員として タイ チェンマイ大学、平成2000年7月〜2001年5月The Jean Mayer(JM)
    United States Department of Agriculture (USDA) Human Nutrition Research Center on Aging (HNRCA)at Tufts University 留学

  • 社会とのつながり

    三重メディカルバレー企画推進会議委員、NPO法人東海地域生物系先端技術研究会企画運営委員、日本食品科学工学会英文誌編集委員

  • 資格

     

  • 高大連携における探究活動の支援分野

    • 自然科学(化学・生物・数学など)への課題