特任准教授
人文学部
研究分野: 日本語教育
国内では、損害保険会社勤務時代、地域に住む外国人の交通事故問題を見聞きした経験から、地域に住む外国人労働者への日本語教育の必要性を感じ、運転免許取得のための教材作成や事故防止の研修会などを実施。また、国外では、国際協力事業団の青年海外協力隊日本語教師隊員として、南太平洋のトンガ王国へ赴任し、国定教科書の作成・発行に携わった。出身地・言語・文化を問わず、母語の異なる人と日本語を介してコミュニケーションする楽しさを共有できることが魅力。
日本語を第二言語とする留学生への日本語教育や日本人学生と留学生の協働学習の実践・研究(特にジグソー)を行うことによって、多文化社会において日本語で活躍できる人材を育成することに役立つと考えられる。
日本語を第二言語とする留学生や地域に住む外国人に日本語を教えていくと同時に、日本語を母語とする学生が非母語話者と話せるコミュニケーション能力を身に付けられるような活動を行っていきたい。また、その活動を実践する中で、大学における効果的な協働学習のあり方も摸索していきたい。
三重県出身。損害保険会社勤務の後、1998-2000年国際協力事業団青年海外協力隊日本語教師隊員としてトンガ王国へ赴任。2004年南山大学大学院外国語研究科日本語教育修士課程終了後、ヒューマン・アカデミー日本語教師養成講座講師、海外技術者研修協会中部研修センター非常勤講師、愛知産業大学留学生別科、愛知淑徳大学留学生別科の非常勤講師を務める。2016年三重大学人文学部特任助教、2017-2018年同特任講師、2019年から同特任准教授となり現在に至る。
1992-1997年 損害保険会社勤務。1998-2000年国際協力事業団青年海外協力隊日本語教師隊員としてトンガ王国へ赴任。
日本語教育能力検定試験(第971110827号)