人生の円熟期・集大成の時期である老年期というライフステージに関心を持って研究や教育に取り組んできました。
老年期を生きるご本人や支援する人々が良い人生だったと最期に思えるような、また老年期に希望が持てるような様々な角度からの支援を考え続けていきたいと思っております。
その中でも特に認知症の人のケア、高齢な方の看取りの支援、災害時に配慮が必要な高齢者への支援に関心を持っています。
これまで、生活の場における高齢者の看取りに関する研究や災害時要配慮者の中でも認知症の方の支援などに取り組んできました。
生活の場における高齢者の看取りや、認知症ケアについて学びを深める中で、ケアや支援をする人の倫理的な気づきや倫理的感受性がケアの質を高める上でとても大事であるという思いがどんどん増してきました。
特に認知症ケアにおいて倫理的な気づきや倫理的感受性が豊かな人はどのようにその感性が育まれていったのだろうか、思考を紐解き、ケアの質の向上のために多くの人と共有したいです。
日本認知症ケア学会代議員