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高分子に基づいた機能性材料の開発

久保 雅敬

教授

工学研究科

分子素材工学専攻

分子設計化学

研究分野: 高分子材料化学

kubo(AT)chem.mie-u.ac.jp
(AT)は@に読み替えてください。

カテゴリ

キーワード

  • 樹脂
  • 架橋
  • 蛍光
  • 光触媒
  • 電池

関連するSDGs

  • 背景、動機付け

    一つの新しい材料が大きな技術革新を生むことがあります。また、実験をしていると予想と違った結果が出てくることがあります。実は、そのような意外な結果がとても重要な発見につながることがあります。そのような出会いを大事にしたいです。

  • 成果、活用例

    現在は、30年前や50年前とは比べ物にならないほど技術が発達し、私たちは新しい知識を得ています。しかし、こと高分子材料に限ってみれば、今日の私たちの生活を支えている素材のほとんどは、随分前に開発されたもので、単純な構造をしたものです。高度な知識を投入して得られる高機能材料が世の中に出回るのはまだまだ先のことで、やることは多いと思います。

  • 今後の展望展開

    退職までの限られた時間の中で「自分は残された時間で、一体、何ができるのだろう」ということを自問自答しながら毎日を過ごしています。

  • 主な研究業績・作品等

    • K. Ishida et al.: Macromolecule, 45. 6136–6142. 2012.
    • N. Kumazawa et al.: J. Polym. Sci: Part A: Polym. Chem., 52. 1376–1380. 2014.
    • R. Watanabe et al.:J. Polym. Sci: Part A: Polym. Chem, 58. 1982–1988. 2020.

    有機/無機ハイブリッド蛍光体

    可動性架橋型シリコーン樹脂

  • 略歴

    神奈川県横浜市出身。東京大学工学部工業化学科卒業。同大学院工学系研究科合成化学専攻修了。富士写真フイルム株式会社(現富士フイルム)に勤務した後、三重大学工学部に着任。アメリカのアリゾナ大学に文部科学省在外研究員として滞在。

  • 社会とのつながり

    日本化学会東海支部、庶務幹事、副支部長を歴任。日本ゴム協会東海支部常任幹事を歴任。高分子学会東海支部常任幹事を歴任。タチ大学名誉博士。

  • 資格

    危険物甲種

  • 高大連携における探究活動の支援分野

    • 自然科学(化学・生物・数学など)への課題