教授
医学系研究科
生命医科学専攻
臨床医学系講座
研究分野： 消化管・小児外科
・消化管がん、炎症性腸疾患症例のデータベースを用いた術後短期成績と予後に関わる因子の抽出によるノモグラム作成と前向き検証試験の構築
・消化器がんならびに炎症性腸疾患関連がんの診断と治療効果判定のための体液中ゲノム、エピゲノムならびにプロテオームシグニチャーの確立
・消化管がんにおける軟性型多光子レーザー顕微鏡による術中real time 病理診断法の確立
・手術成績不良となる因子を抽出しノモグラムを作成することで客観的なリスク評価法を確立する。また手術成績向上のための介入試験を構築することを目的とする。
・腫瘍組織のゲノム解析、エピゲノム解析、トランスプリクトーム解析を網羅的解析により発癌や治療効果に関わる新規遺伝子、シグナルパスウェイ、変異などが抽出される可能性があり、新規治療法を提案できる。
・術中にがん診断ならびに腸管内に存在する神経組織や血管、リンパ管の病理学的診断が可能となる。
・上記臨床研究、基礎研究より新たながん診断ならびに治療判断ツールをseedsとして提案し、企業との共同研究にて新たな診断キットの作成を進める。
・企業と軟性型多光子レーザー顕微鏡ならびに小型化したレーザー装置の開発をしており、今後手術室に常備することで術中real time 病理診断が可能となり適切な切除範囲が確定でき手術成績の向上が図れる。
Sources of non-invasive epigenetic biomarkers in gastric and colorectal cancer.
Daynamic Pathology of NETs
岐阜県出身、三重大学消化管・小児外科准教授を経て、2020年より三重大学消化管・小児外科教授。現在先端的外科技術開発学 教授／ 消化管外科 科長／ 消化器病センター副センター長／ 総合がん治療センター副センター長・成人がん治療部門 部門長を兼任。2011年より2年間アメリカBaylor Medical Centerにてエピゲノム変化と発癌の関連を研究。
所属学会・役員
日本外科学会 代議員
日本消化器外科学会 評議員
日本大腸肛門病学会 評議員
日本外科感染症学会 評議員
日本消化器病学会 評議員、東海支部幹事
日本癌治療学会 代議員
日本臨床外科学会 評議員
日本遺伝性腫瘍学会 評議員
東海外科学会 評議員
所属学会・役職
日本外科学会 Case Report誌編集委員会
日本大腸肛門病学会 倫理審査委員会、総務委員会
日本消化器外科学会 プログラム委員会、広報委員会
日本消化管学会 カリキュラム検討部会
日本外科感染症学会 総務委員会、周術期感染症標準計測方法検討委員会
ガイドライン委員会
大腸癌研究会 広報委員会、家族性大腸癌委員会
東海大腸外科治療研究会 世話人
東海ストーマ・排泄リハビリテーション研究会 世話人
名古屋クローン病研究会 世話人
三重外科集談会 世話人
賞 罰
Mie University School of Medicine Young Investigation Award受賞
第71回大腸癌研究会 優秀発表賞 受賞
第47回日本癌治療学会学術集会 優秀演題賞 受賞
Frank Ellis Medal Award (The Royal College of Radiologist) 受賞
第79回大腸癌研究会 優秀発表賞 受賞
第11回日本消化器外科大会 ポスター優秀演題賞 受賞
第51回日本癌治療学会学術集会 優秀演題賞 受賞
第52回日本癌治療学会学術集会 優秀演題賞 受賞
第12回日本消化器外科大会 ポスター優秀演題賞 受賞
第53回日本癌治療学会学術集会 優秀演題賞 受賞
生命の駅伝 がん研究奨励賞 受賞
ASCO GI meeting 2017：Merit Award 受賞
三医会賞 受賞
三重大学医学賞 受賞
AGS reviewer award 2021
AGS reviewer award 2022
三重大学優秀論文・著書・作品賞 受賞
日本外科学会 外科専門医・指導医
日本消化器外科学会 消化器外科専門医・指導医・消化器がん外科治療認定医
日本大腸肛門病学会 大腸肛門病専門医・指導医
日本消化器病学会 消化器病専門医・指導医
日本消化管学会 胃腸科専門医・指導医
日本遺伝性腫瘍学会 遺伝性腫瘍指導医
日本腹部救急医学会 腹部救急認定医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医・暫定教育医
ICD（インフェクションコントロールドクター）
American College of Surgeons fellow(FACS)
