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スイギュウの低コレステロール特性の謎を解く

伴智美

准教授

生物資源学研究科

資源循環学専攻

農業生物学

研究分野: 動物生産学

tomomi(AT)bio.mie-u.ac.jp
(AT)は@に読み替えてください。

カテゴリ

キーワード

  • 家畜
  • ウシ
  • スイギュウ
  • コレステロール

関連するSDGs

  • 背景、動機付け

    スイギュウは日本ではほとんど飼育されていませんが、東南アジア諸国では役用に用いられており、稲作地帯を中心に水田の耕作や農用物資の運搬等に利用されている家畜です。役用としての利用だけでなく、食肉としての利用を目的に研究を行っています。

  • 成果、活用例

    ウシとの比較研究から、スイギュウはウシに比べて頭部が大きく骨太で枝肉歩留まりが悪いものの、肉質および食味はウシに劣らず、食肉としての利用が十分可能であることがわかっています。また、スイギュウはウシに比べて皮下脂肪は厚いがウシと同じように肥育しても筋肉(食肉)中の脂肪含量およびコレステロール含量が低いことがこれまでの研究からわかっています。

  • 今後の展望展開

    日本でも注目されつつある低脂質・低コレステロール牛肉の生産を目指して、なぜスイギュウのコレステロールはこれほど低いのか?スイギュウとウシのコレステロール代謝の違いは何か?を解明するための研究を行っています。

  • 主な研究業績・作品等

    フィリピンのスイギュウ

  • 略歴

  • 社会とのつながり

  • 資格

  • 高大連携における探究活動の支援分野

    • 自然科学(化学・生物・数学など)への課題