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離婚後の共同親権への法的対応

稲垣 朋子

准教授

人文学部

法律経済学科

 

研究分野: 家族法

カテゴリ

キーワード

  • 親権
  • 親子交流
  • 子の福祉

関連するSDGs

  • 背景、動機付け

    2026年4月から離婚後の共同親権が施行されます。立法段階で多くの注目を集めましたので、ご存知の方も多いと思います。遡ると実は、日本においてもすでに1980年代初め頃には、研究者の間で共同親権をめぐって見解が示されていました。これまでの研究では、そうした過去の議論や立法後30年近くになるドイツの制度・裁判例を参照しつつ、あるべき親権制度のあり方を探ってきました。今後は、施行後に生じるであろう様々な課題への法的対応について、研究を進める予定です。

  • 成果、活用例

    上記で述べたように、法改正がなされるとそれで終わりではなく、現実には新たな問題や紛争が生じてきます。それに対処するには、心理学や社会学など他の学問分野ももちろん役立ちますが、法的解決が必要な場面も多々あるといえます。

  • 今後の展望展開

    2026年3月~9月のドイツでの在外研究の機会を活用し、上記の課題について現地でのヒアリング調査も行い、日本法への示唆を得ることができればと考えています。

  • 主な研究業績・作品等

    • 「面会交流の多様化をめぐる序論的考察」国際公共政策研究24巻1号〔床谷文雄教授退職記念論文集〕(2019年9月)49-60頁
    • 「離婚後の共同親権の具体的検討に向けて―わが国とドイツにおける議論を踏まえた課題」二宮周平・野沢紀雅編『現代家族法講座第3巻―親子』(日本評論社、2021年1月)209-238頁
    • 「ドイツ家族法における別居・離婚後の共同配慮」二宮周平編『子どもの権利保障と親の離婚』(信山社、2023年3月)82-101頁
  • 略歴

    同志社大学法学部、大阪大学大学院国際公共政策研究科博士前期・後期課程を経て、2013年 三重大学人文学部専任講師、2015年 同准教授。

  • 社会とのつながり

    三重県収用委員会、三重県青少年健全育成審議会、桑名市男女共同参画審議会等の委員を務めています。

  • 資格

  • 高大連携における探究活動の支援分野

    • 社会科学(政治・経済など)への課題