お問い合わせ

 

小山 昌人

助教

工学研究科

電気電子工学専攻

電気システム工学

研究分野:  

koyama(AT)elec.mie-u.ac.jp
(AT)は@に読み替えてください。

キーワード

  • モーター・アクチュエータ・発電機設計/制御
  • パワーエレクトロニクス
  • 制御工学

関連するSDGs

  • 背景、動機付け

    モータの消費電力は世界の約40%を占めると言われ,ロボットやEVなど様々な電動機機器に利用されています.また発電機として風力発電から火力,原子力発電などにも利用されています.高効率,高出力密度を有するモータの開発によってこれらの性能を根幹的に向上させることが可能です.一方で,これらの駆動装置や制御手法も性能を最大限引き出すために必要です.

  • 成果、活用例

    独自の小型高推力密度電動機や,汎用的なモータの振動抑制や位置センサレス制御,トルク最大化制御などによってロボット等へ搭載するアクチュエータの高性能化や波力・風力発電の小型高効率化,騒音・振動の抑制などに寄与するほか,電源の種別を問わないスイッチング電力変換器の実現や複数負荷駆動可能な電力変換器の性能向上によって多種多様な機器の変換器の利便性を高めることが可能です.

  • 今後の展望展開

    より高性能なモータ・制御手法・駆動回路の模索を続けるとともに,これまで提案してきた手法を実際のEVやロボット,発電系統などに実装し,世の中にあるありとあらゆる電動機器の性能向上に貢献したいと考えています.

  • 主な研究業績・作品等

    • 牧村愛萌,小山昌人,``スパイラルモータを用いた波力発電システムにおける回生効率の向上のための動作点決定法の検証 ," 電気学会 論文誌C, 141 巻, 1 号, pp. 68-75, 2021.1. DOI: 10.1541/ieejeiss.141.68
    • Daiki Yutaka, Masato Koyama, Naoki Yamamura, and Muneaki Ishida, `` Proposal for Universal Direct Converter Based on Matrix Converter for Three-phase AC and DC Source ," IEEJ Journal of Industry Applications, Vol. 9, No. 4, pp. 428-434, 2020.7, DOI: 10.1541/ieejeiss.141.68
    • Tatsuya Kani, Masato Koyama, ``Vibration Suppression Using Vibration Coordinate System Based on dq Transform with Specific Frequency," IEEJ Journal of Industry Applications, vol. 11, no. 2, pp. 327-333, 2021
  • 略歴

    学歴
    木更津工業高等専門学校専攻科 機械・電子システム工学専攻 学士課程 (2010年04月01日~2012年03月) 修了
    横浜国立大学大学院工学府 物理情報工学専攻 修士課程・博士前期課程 (2012年04月~2014年03月) 修了
    横浜国立大学大学院工学府 物理情報工学専攻 博士課程・博士後期課程 (2014年04月~2017年03月) 修了

    職歴
    2014.04~2017.03 横浜国立大学 研究員 横浜国立大学工学府特別研究員
    2017.04~ 三重大学 大学院工学研究科 電気電子工学専攻 助教

  • 社会とのつながり

  • 資格

     

  • 高大連携における探究活動の支援分野