教授
医学系研究科
生命医科学専攻
臨床医学系講座
研究分野: 形成外科
形成外科は、傷を治したり機能を回復させる手術を行っています。しかし現在最先端であるスーパーマイクロサージャリーを用いても完全に元通りに戻すことができません。それができる動物イモリを用いて、なぜ人ではできない元通りに戻すことをイモリができるのかを調べ、将来ヒトに利用したいと思っています。また手術においても最新のスマートグラスと顕微鏡を融合させて患者さんと医師双方に負担の少ない治療法を開発していきたいと思っています。
イモリの神経走行を詳細に検討したり、免疫系がどのようになっているかについて研究を行っています。またスマートグラスと顕微鏡を接続して、実際に臨床応用可能か検討を行っています。
イモリの再生においては、神経がかかわっているとされています。さらには免疫系が再生における重要なキーになると考えています。リンパ系と神経系の相互作用を明らかとし、ヒトとの比較を行っています。
愛知県生まれ 2001年三重大学医学部卒業後 2003年より東京大学医学部形成外科関連病院にて形成外科研修
H18年東京大学医学部附属病院 形成外科 助教
H27年東京大学医学部附属病院 形成外科 講師
H29年より現職
日本形成外科学会中部地方会 優秀演題賞
10th international course of perforator flaps in Ankara Best Paper Award
The Naito Foundation Subsidy for Dispatch of Young Researchers Abroad Award
日本マイクロサージャリー学会40周年記念学術集会 優秀演題賞
日本マイクロサージャリー学会トラベリングフェロー
日本形成外科学会専門医 指導医
日本手外科学会専門医 指導医