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日々食卓に上る身近な野菜の研究をしています。野菜の耐暑性向上や高品質化を目標にしています。

名田和義

教授

生物資源学研究科

資源循環学専攻

農業生物学

研究分野: 園芸植物機能学

nada(AT)bio.mie-u.ac.jp
(AT)は@に読み替えてください。

キーワード

  • 園芸学
  • 植物生理学
  • 野菜
  • 栽培
  • 高品質化

関連するSDGs

  • 背景、動機付け

    野菜や果物といった園芸植物は、ビタミン類、ミネラル、機能性成分を豊富に含んでおり、近年の健康志向の高まりから、より高品質な野菜や果物が求められています。一方、園芸植物の有用成分は、植物が厳しい環境に適応した結果獲得したものであり、ちょっとマイルドな環境ストレスを与えると、この適応能力が誘導され、さらに有用成分を増やそうとします。園芸植物機能学研究室では、塩類ストレスをはじめとする無機栄養ストレスに対する野菜の反応性を調査し、より高品質化する栽培方法を開発することを目指しています。一方、近年地球温暖化が進み、気温上昇による影響で現状の野菜品種では安定した生産が確保できない可能性が高まってきました。野菜だけでなく全ての農作物で共通の課題ですが、高温耐性品種の開発が急務となっています。当研究室では、野菜の高温ストレス反応性を解析し、高温耐性品種を開発することも目標としています。

  • 成果、活用例

    ・カリウム高濃度施与による高リコペン高糖度トマト栽培方法開発
    ・野菜類の熱ストレス耐性に関する研究
    ・木質バイオマス発電工程から発生する焼却灰の有効活用に関する研究

  • 今後の展望展開

    ・カリウム高濃度施与による高リコペン高糖度トマト栽培方法の実用化
    ・野菜類の熱ストレス耐性品種の開発

  • 主な研究業績・作品等

  • 略歴

  • 社会とのつながり

  • 資格

  • 高大連携における探究活動の支援分野

    • 環境への課題
    • 自然科学(化学・生物・数学など)への課題