中部地域は施設園芸が盛んで取り組む農家も多い。一方、ハウスの環境制御、とくに病害虫の発生傾向に対する科学的知見はあまり蓄積されていない。また、センサ類も高価である。そこで、当研究室開発の安価・簡便な自作型ioTセンサによりデータを蓄積し研究者やデータサイエンティストと協力して病害虫の発生傾向を解析する
エディブルフラワーのハウスの害虫発生状況の解析に向けて、二年目の実験に入った。ハウス環境の解析により、害虫の発生が早い「ホットスポット」の把握など、従来にない知見が得られつつある
安価な自作型IoTセンサを基礎として、解析手法をパッケージ化した体系的な病害虫の発生予測と効果的な防除技術の解明を目指している