お問い合わせ

自作型IoTセンサを活用したハウス栽培の管理技術向上

野中章久

准教授

生物資源学研究科

資源循環学専攻

国際・地域資源学

研究分野:  

akinonaka(AT)bio.mie-u.ac.jp
(AT)は@に読み替えてください。

キーワード

  • 自作型IoTセンサ
  • ハウス栽培
  • データサイエンス
  • 農業経営管理技術

関連するSDGs

  • 背景、動機付け

    中部地域は施設園芸が盛んで取り組む農家も多い。一方、ハウスの環境制御、とくに病害虫の発生傾向に対する科学的知見はあまり蓄積されていない。また、センサ類も高価である。そこで、当研究室開発の安価・簡便な自作型ioTセンサによりデータを蓄積し研究者やデータサイエンティストと協力して病害虫の発生傾向を解析する

  • 成果、活用例

    エディブルフラワーのハウスの害虫発生状況の解析に向けて、二年目の実験に入った。ハウス環境の解析により、害虫の発生が早い「ホットスポット」の把握など、従来にない知見が得られつつある

  • 今後の展望展開

    安価な自作型IoTセンサを基礎として、解析手法をパッケージ化した体系的な病害虫の発生予測と効果的な防除技術の解明を目指している

  • 主な研究業績・作品等

    • 野中章久、山下善道、金井源太(2019)「IoTプロトタイピング・キットを利用したハウス等の温度遠隔監視システムの開発と実用性の解明」農業情報研究28(3)https://doi.org/10.3173/air.28.97
    • 野中章久、濱田拓(2023)「農家自作型IoTシステムによるCO2遠隔監視の経営的実用性と状態空間モデルを用いた異常値検出法の検討」農業情報研究31(4) https://doi.org/10.3173/air.31.95

    自作型IoTセンサ(温湿度計、二酸化炭素濃度計)

    ハウス内に設置したセンサ(強制通風筒内に設置)

  • 略歴

  • 社会とのつながり

  • 資格

  • 高大連携における探究活動の支援分野

    • 社会科学(政治・経済など)への課題