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卒業研究の研究:学生が研究をやるというのはどういうことか

和田 正法

准教授

高等教育デザイン・推進機構

全学共通教育センター

 

研究分野: 科学史、技術史、大学史

キーワード

  • 工学教育
  • 明治期の技術教育
  • 卒業研究の研究
  • 作文教育

関連するSDGs

  • 背景、動機付け

    科学技術史が専門です。明治期日本に西洋から科学技術が入ってきた当時の高等教育機関を調査してきました。日本の大学における卒業研究制度にも関心を広げています。また、大学生が身に付けるべきこととしての研究公正(研究倫理)、研究方法論、レポートの書き方の教育を実践しています。

  • 成果、活用例

    高大連携科目として、「PBLアカデミック・ライティング(新書の書評を書こう)」という3日間の夏季集中講座を開講します。本学との高大連携に参加する高校に通う生徒さんも受講することができます。

  • 今後の展望展開

    技術遺産、産業遺産といった地域における文化財の調査。

  • 主な研究業績・作品等

    • 和田正法「教員の負担を減らしながら学生の自立的な研究力を高める教育手法の開発――大学教養科目における科学史 PBL の実践報告」『技術文化論叢』22号、2019年、21–36頁。
    • 和田正法「レポート採点基準の開発と大学の一般教養科目で学生の文章力を向上させる取り組み」『三重大学教養教育機構研究紀要』1号、2016年、37–48頁。
    • 和田正法「日本の学士課程における教育の一環としての研究――卒業研究の特徴と課題」Journal of Learner-Centered Higher Education、3号、2014年、117–132頁。
  • 略歴

    博士(学術)2013年、東京工業大学

  • 社会とのつながり

    化学史学会理事(事務局長)、日本科学史学会役員

  • 資格

     

  • 高大連携における探究活動の支援分野

    • 教育の課題
    • 自然科学(化学・生物・数学など)への課題
    • 人文科学(文学・歴史・語学・心理学など)への課題