人口の高齢化に伴い、心臓病とりわけ心不全患者さんは増加を続けており、その病態解明は重要な課題です。最新の画像診断技術や医療DXの活用により、心臓病の病態解明が進むことで、患者さんの予後改善、更には地域医療への貢献が期待されています。
心エコー、心臓CT、心臓MRIなどの画像診断結果を、心筋生検所見や血行動態所見と対比させることで、様々な心疾患の病態解明や治療効果の予測が可能であることを示しました。
また、心臓病患者さんの疾患管理に役立てていただけるスマートフォン掲載型アプリの開発・臨床研究を進めております。
スマートフォン掲載型アプリをパーソナル・ヘルス・レコード(PHR)や電子カルテ(EHR)と連携させるシステムを構築し、個々の心臓病患者さんの健康状態や社会背景に応じた健康増進・維持に役立てたいと考えております。
1994年に三重大学を卒業し、三重大学病院で内科研修を開始しました。2002年から2005年まで米国ピッツバーグ大学に留学し、心エコーの臨床研究に携わりました。2020年7月から三重大学大学院医学系研究科 循環器内科・腎臓内科学 教授に就任しました。
臨床研修指導医
日本内科学会 内科指導医
日本内科学会 総合内科専門医
日本循環器学会 認定循環器専門医
日本超音波医学会 専門医
日本超音波医学会 指導医
日本医師会認定産業医