脳は領域ごとに異なる役割を担います。このような脳はある領域が事故や疾患により損傷した際にそのほかの領域で機能が書き変わることがしばしば見られます。なぜ元々異なる役割を担っていた脳の神経細胞が損傷等で失われた役割を変えられるのでしょうか?
本研究では光依存的分子機能操作法を用いてシナプス機能を時空間的に操作することで神経細胞が役割を変化させる仕組みを解明し、種々の脳機能低下からの回復の促進技術の発展に貢献します。
静岡県生まれ。2009年横浜市立大学大学院医学研究科修了、博士(医学)取得。
2009年~2011年横浜市立大学医学部生理学博士研究員。
2011年〜2019年横浜市立大学医学部生理学助教。
2019年〜2021年横浜市立大学医学部生理学准教授。2021年より現職
受賞歴:
2021年12月 緑の風記念 三重医学研究振興会賞、
2020年3月 日本生理学会奨励賞、
2012年5月 横浜市立大学医学会 医学研究奨励賞、
2011年8月 包括型脳科学研究推進支援ネットワーク 若手優秀発表賞