イルカは私たちと同じ哺乳類ですが,海で一生を過ごすことから体の形などは水中に適応しており,私たちとは全く異なります.そんな彼らの生き方を調べ,私たちと比較することで,哺乳類としてとっても重要なこと,そしてそれぞれの環境で生きるために重要なことがわかってきます.
イルカはお互い声を掛け合います(音声交換と呼びます).誰かが声を出したら,およそ1秒以内に別の個体が声をかけ返すことが多く,1秒以内に誰も「返事」をしてくれなかったら,自分でもう一度声を出します.私たちと同じようなコミュニケーションのやり方をイルカでも行っていることがわかってきました.
イルカ自身のことを深く知る,そしてイルカを保全するための様々な技術開発に取り組んでいきます.
大阪府出身