地球温暖化や富栄養化といった環境の変化とともに赤潮の発生が多発しています。その赤潮を引き起こす植物プランクトンの生理・生態をメインのテーマとして研究しています。また植物プランクトンを用いた環境アセスメントの研究にも取り組んでいます。
沿岸・内湾域における富栄養化と貧酸素環境の程度を、植物プランクトンのタネを利用して簡易的に評価する指標を確立しました。
様々な沿岸・内湾域において富栄養化と貧酸素環境の程度を把握し、養殖場の環境改善などに取り組むことを考えています。将来的には豊かな里海を私たちのまわりに作っていきたいと思っています。
日本プランクトン学会英文誌(Plankton and Benthos Research)編集副委員長
三重県立津高等学校・三重県立四日市高等学校SSH。
2000年 日本海洋学会岡田賞、
2000年 日本プランクトン学会奨励賞