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自閉症の基礎研究―診断への応用を目指す

成田正明

教授、副研究科長、副医学部長

医学系研究科

生命医科学専攻

基礎医学系講座

研究分野: 発生再生医学

narita_m(AT)med.mie-u.ac.jp
(AT)は@に読み替えてください。
  • 背景、動機付け

    生まれながらの発達障害である自閉症は、血液検査などでは診断できる障害ではなく、診断には医師の経験などが必要とされています。一方、「コミュニケーションの障害」など一見わかりにくい診断基準もあります。私たちは自閉症モデル動物を用いて、ヒトへの応用が可能な所見を追及しています。

  • 成果、活用例

    わたしたちは自閉症モデルラットの脳を解析し、聴覚過敏の特徴を捉え、音の聞こえに関する新たな問診項目の提案をしています。

  • 今後の展望展開

    聴覚異常のメカニズムを解明することで診断の技術開発や自閉症児のQOLの向上に寄与できると考えています。

  • 主な研究業績・作品等

  • 略歴

    兵庫県出身。1987年広島大学医学部卒業、医学博士(神戸大学)。小児科専門医。専門:系統解剖学、神経科学

  • 社会とのつながり

    三重大学病院、桑名市総合医療センター、紀南病院で診療
    紀南児童相談所嘱託医

  • 資格

  • 高大連携における探究活動の支援分野

    • 医療・福祉の課題
    • 教育の課題
    • 自然科学(化学・生物・数学など)への課題