お問い合わせ

社会科の授業をつくる・教科を究める・教師を育てる・よりよい社会を描く

石川 照子

教授

教育学部

社会科教育

 

研究分野:  

キーワード

  • 社会科教育
  • 市民性教育
  • 歴史教育
  • 教師教育
  • 高校通級

関連するSDGs

  • 背景、動機付け

    歴史が好きで高校教師になりましたがあるとき生徒に「何でこんなこと勉強せんとあかんの?」と聞かれ,きちんと答えられなかった経験から,「なぜ社会科を学ぶのか」「社会科の学習を通してどんな生徒を育てたいのか」を考えてきました。やがて自分がよい先生になることよりも,「よい先生を育てたい」と思うようになりました。

  • 成果、活用例

    私たちが生きる社会はどんな社会なのか,よりよい社会をどのように構想すればいいのかを社会科授業やカリキュラムの開発研究として公表してきました。その後,教師の授業力向上を支援するメンタリングの実践的研究を行うと共に,2018年度から制度化された高校通級の校内体制構築に取り組みむことで,教師の専門性育成をめざしています。

  • 今後の展望展開

    よりよい社会をめざす市民を育てることができる教師の養成と専門性向上のために,これからも研究を続けていきます。また,だれもがなりたい自分になれるための,高等学校における特別支援教育の校内体制づくりにも研究のフィールドを広げていきます。

  • 主な研究業績・作品等

    • 「社会変動をとらえるための「現代社会」カリキュラムの再構成―人口減少社会を視点として―」『社会科教育研究』第125号,2015年,pp.33-41
    • 「社会科教師教育のためのメンタリングの方法論の開発-日本史教師の省察支援の場合-」『社会科研究』89号,2018,pp.1-12
    • 「学校長として進めた校内における高校通級の位置づけと取り組み」『実践みんなの特別支援教育』602号,2023,pp.56-59
  • 略歴

    1960年兵庫県生まれ。高校・中等教育学校で約30年社会科を担当。2020年広島大学大学院教育学研究科博士課程文化教育開発専攻修了 博士(教育学)。兵庫県立高校退職後,2021年,三重大学に着任,現在に至る。

  • 社会とのつながり

    全国社会科教育学会研究委員長
    高校通級担当者 「つながる会」三重・岐阜支部長

  • 資格

  • 高大連携における探究活動の支援分野

    • 教育の課題