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食品に含まれる機能性成分の研究

栗谷健志

助教

生物資源学研究科

生物圏生命科学専攻

生命機能化学

研究分野: 栄養化学

キーワード

  • 健康
  • 食品
  • 生物
  • 細胞
  • ポリフェノール

関連するSDGs

  • 背景、動機付け

    日本人のがんや心臓病による死亡率は年々増加し続けています。その一因となっている生活習慣病の蔓延とともに,健康増進を意識した商品や広告を近年よく見かけると思います。Quality of life(QOL)を向上し,健康で長生きしたいと考える人の需要に応えられる食品や医薬品が求められており,健康増進に役立てるような成果を目指して研究しております。

  • 成果、活用例

    人々の健康維持や病気の予防を目的として,食品成分を抽出・分析し,細胞実験や動物実験を行っています。食品や原材料にどのような成分が含まれているのか,それが細胞や動物にどのような影響を与えるのかを調べます。その成分を摂取することで健康にどう関わるのかを明らかにすることで,機能性表示食品や医薬品の開発につなげる研究です。

  • 今後の展望展開

    私たちは健康増進だけでなく,未利用資源の有効活用を目指しています。例えば,伐採した木の幹を木材として活用するだけでなく廃棄されている葉=「未利用資源」を有効活用できれば,廃棄物の削減や地域振興にもつながります。実際に,広葉樹から作った特産品の茶葉や,小豆煮汁の廃液に含まれる機能性成分を研究しています。機能性が明らかになれば食品に付加価値を付けることが可能で,社会に貢献できると考えています。

  • 主な研究業績・作品等

  • 略歴

    2018年10月 - 現在
    三重大学大学院生物資源学研究科, 助教

    2016年4月 - 2018年9月
    三重大学大学院生物資源学研究科, 特任助教

  • 社会とのつながり

  • 資格

     

  • 高大連携における探究活動の支援分野