2017年 鈴木秀謙教授の指導の下、実験的マウスくも膜下出血モデルにおけるToll-Like Receptor 4 Antagonistの脳血管攣縮に対する影響に関する研究を行い、医学博士を取得した。それを機に、マトリセルラー蛋白がいかにクモ膜下出血特有の脳障害に影響するかに興味を持つ。
クモ膜下出血発症直後より生じる早期脳損傷が重要な転帰不良因子であると考えられ、その原因病態を解明することで患者の機能改善に役立つと考えている。
基礎的研究において、早期脳損傷の複雑な原因病態を分子機構から明らかにするとともに、三重県内のクモ膜下出血症例を解析することで実臨床で脳血管攣縮や早期脳損傷の治療に役立つ検討を行いたい。
2021.12.19 表彰 三重医学若手研究者賞
2018.12.8 受賞 2018年度和賀賞
2017.6.18 表彰 三医会奨励賞
2012.2.2-3 受賞 第41回日本神経放射線学会 優秀展示賞
脳神経外科専門医