近年、スポーツは多様化し、トップレベルの競技スポーツから高齢者の健康増進のためのスポーツまでスポーツは様々なレベルで行われている。当然、これに伴うスポーツ傷害も多様化しており、トップレベルのスポーツ傷害では選手のキャリアに影響を与える可能性があり、高齢者では日常生活にも影響を与える傷害を来すこともある。これらの多様化したスポーツ傷害に対応した予防・治療が望まれる。
・1997年より隔年で行われている旧宮川村地域での住民検診の取りまとめを行い、地域住民の健康増進に努めるとともに、運動器・ロコモティブシンドローム関する多くの論文を執筆した。
・2015年より鈴鹿医療科学大学と行政と共同で三重県内の企業に介入し、運動能力テスト・運動器検診を行い、勤労世代の体力向上と傷害予防に努めるとともに関連した複数の論文を執筆した。
・臨床面では足のスポーツ傷害に対する新たな内視鏡手術の論文を中心に発表を行った。
・高齢者へのアプローチは2年に一度の住民検診を継続するとともに、地域住民への講習会・運動教室を実施していく。
・勤労世代に対しては企業検診を継続し、勤労世代の運動不足解消、ロコモ予防につなげていく。
・臨床面では引き続き、足部・足関節のスポーツ傷害、膝関節のスポーツ傷害を中心に診療、研究を行い、地域アスリートの早期競技復帰を目指していく。
三重県生まれ、三重大学医学部卒業。三重大学附属病院、鈴鹿回生病院、富田浜病院などの県内の病院で勤務後、米国インディア大学パーデュー大学インディアナポリス校に留学。
スポーツ整形外科・足の外科を専門とし、その研究と診療に従事している。
2009年 日本整形外科スポーツ医学会 優秀ポスター賞
2012年 日本整形外科スポーツ医学会 若手奨励論文賞
2014年 運動器の10年・奨励賞
2015年 日本最小侵襲整形外科学会 最優秀演題賞
2016年 運動器の10年・奨励賞
2017年 AOA-JOA travelling fellowship参加
2017年 日韓足の外科travelling fellowship参加
2017年 日本最小侵襲整形外科学会 最優秀演題賞
2019年 GOTS travelling fellowships参加
2021年 東京オリンピック・パラリンピック選手村ドクター
三重県スポーツ協会 医学班班長
国民体育大会 三重県チーム帯同スポーツドクター
三重ホンダヒートチームドクター
日本整形外科学会専門医・指導医
IOC diploma in sports medicine
日本足の外科学会認定医
関節鏡技術認定医（膝）
日本整形外科認定スポーツ医
日本整形外科認定運動器リハビリテーション医
日本スポーツ協会認定スポーツ医
