お問い合わせ

どこにいてもどんなときも、こどもらしく過ごせるために小児看護にできることを模索しています

松岡 真里

教授

医学系研究科

看護学専攻

 

研究分野: 小児看護学分野

mmatsuoka(AT)med.mie-u.ac.jp
(AT)は@に読み替えてください。

カテゴリ

キーワード

  • 小児看護
  • 小児緩和ケア
  • 終末期ケア
  • 小児在宅ケア
  • 小児がん看護

関連するSDGs

  • 背景、動機付け

    小児医療の進歩に伴い多くのこどもの命が救われるようになりました。そのような中、治すことが難しい病気や障害や医療的ケアが必要なこどもが、愛され、住み慣れたところで、どんなときもその子らしく過ごすこと、そして、家族も幸せを感じながら過ごせる医療・社会のあり方が求められています。こどもがどこにいても、どんなときもその子らしく過ごせる看護の力を模索し続けています。

  • 成果、活用例

    海外で開発されたプログラムを参考に、仲間たちと日本で初めての終末期や小児緩和ケアの対象となるこどもたちをケアする看護師向けの小児緩和ケア看護師教育プログラムを開発しました。プログラムを展開しながら、看護師の変化や将来的には、こどもや家族の生活の変化や満足度についても調査していく予定です。

  • 今後の展望展開

    三重県は、三重大学医学部附属病院を中心に、終末期や医療的ケアが必要なこどもと家族が住み慣れた地域で過ごすための連携・支援が行われています。私たちの取り組みを通して、質の高い緩和ケアを病院や地域の中にいるこども、家族に届け、その結果としてのこどもや家族、地域の変化を明らかにしていきたいと思っています。そして、研究成果を三重から発信して、こどもと家族を支える地域・社会創生につなげたいと考えています。

  • 主な研究業績・作品等

    • Nagoya Y, Matsuoka M. et al. (2023). Nursing Practice and Care Structure for Children and Their Families in Need of Pediatric Palliative and End-of-Life Care in Japan: A Nationwide Survey. Journal of hospice and palliative nursing, 25(2), E41-48.
    • 松岡真里, 上原章江他. (2016). 子どもと家族を主体としたケア』に関する看護師の認識の特徴—医療的ケアを必要とする子どもの在宅ケアを検討してから家庭で生活する時期に焦点を当てて—. 日本小児看護学会誌, 25(3), 25-31.
    • Matsuoka M & Narama M. (2012). PARENTS’ THOUGHTS AND PERCEPTIONS ON HEARING THAT THEIR CHILD HAS INCURABLE CANCER. Journal of Palliative Medicine, 15(3), 340-346.
  • 略歴

    出身地:紀宝町生まれ・新宮市育ち
    これまでの仕事:千葉県こども病院→四国こどもと大人の医療センター→高知大学→京都大学→三重大学(現在に至る)

  • 社会とのつながり

  • 資格

    小児看護専門看護師

  • 高大連携における探究活動の支援分野