教授
人文学部
文化学科
文化資源学
研究分野: 考古学
ヒトは理性的でも合理的でも経済的でもない選択をすることがあります。モノはヒトに作られたのにヒトをこえてふるまうこともあります。そんなことをモノを通じてみながら、ヒトが歩んできた道を考えたいと思っています。ヒトの進んできた道を明らかにすることは、今私達が直面する多様な問題がいかに形成されてきたかの問いへの答えでもあります。そこに注目して研究をすることでヒトがとらわれている考えや価値を見直すことにつながると思います。
モノを通じた歴史の研究を進めつつ、それらを進めるために必要となる基本技術として、三次元計測、地理情報システム、遺跡探査の研究も進めてきました。前職では防災や減災に繋がる歴史研究や、東日本、熊本、能登などの文化財レスキュー活動も実施してきました。
歴史の研究はそれ自体興味深いものですが、加えて先人が残してくれた、残ってしまったモノからは、防災・減災やモノの長期劣化といった現在の課題を考える上で重要な情報を得ることができます。物理探査や三次元計測、地理情報、文化財科学などを用いて現代にそれをいかに活用していくのかを考えています。
岡山県千足古墳の電気探査
効率性と必要な情報取得を考えるための三次元計測手法の検討
神奈川県の片田舎で生まれ、東京下町で育ちました。大学までは東京、大学院は岡山へ行き、国立文化財機構で文化財について研究をしてきました。
1996-2025 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所(平城宮跡発掘調査部>飛鳥藤原宮跡発掘調査部>埋蔵文化財センター主任研究員>埋蔵文化財センター長>上席研究員)
学芸員、社会教育主事、教職(高校地歴/中学社会)、食品衛生責任者、地山掘削作業主任者、第三級陸上特殊無線技士、測量士補