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両大戦間期の東アジアの国際政治を歴史的に研究しています

古瀬 啓之

教授

人文学部

法律経済学科

法政研究

研究分野:  

カテゴリ

キーワード

  • 東アジア国際政治史
  • 外交史
  • 外交政策研究
  • イギリス外交政策
  • 両大戦間期の東アジア国際政治

関連するSDGs

  • 背景、動機付け

    両大戦間期とは、第1次世界大戦と第2次世界大戦の間の時期を指します。この時期には、現代の国際政治の基本的枠組みができました。したがって、当該期の国際政治史を研究することにより、現在の国際政治の世界を深く知ることができます。また、この時期の東アジア国際政治については、すでに多くの研究がありますが、同地域における中国をめぐる国際秩序体制について、なお研究の進展のある分野です。私の研究は、両大戦間期の東アジア国際政治、秩序を、当時影響力のあったイギリスの政策、観点から再検討するものです。

  • 成果、活用例

    国際秩序体制のあり方の変化を歴史的に考察することにより、現在世界で生じている国際政治の動きを捉える助けとなると考えています。
     現在、国際政治の世界は米国の力が相対的に低下し、中国などの新興国の力が台頭する中で激変期を迎えています。こうした状況において国際秩序を維持し、戦争を防ぐためにはどうすればよいかについて、本研究は歴史的に考える一助となると考えています。

  • 今後の展望展開

    現在行っている両大戦間期の東アジア国際政治の歴史についての研究を進めます。具体的には、1930年代から1940年代の東アジア国際政治を、当時東アジアにおいて強い影響力を有していたイギリス外交政策を通して検討していきます。これにより、なぜ第1次世界大戦後の国際秩序が崩壊し、第2次世界大戦へ至ったのか、1つの見解を提示することを目指します。本研究は、国際秩序、国家間関係、国際的な地域の安定はどのようにして保たれるのか、どのような時に崩壊するのかについて、理解を深める一助となると考えています。

  • 主な研究業績・作品等

    • 「英国と東アジア」伊藤之雄・川田稔編著『20世紀日本と東アジアの形成1867-2006』ミネルヴァ書房2007年 所収
    • 「イギリス商務庁の門戸開放政策とワシントン会議1921-1922」三重大学法律経済学会『三重大学法経論叢 38 (2)』, 59-72, 2021年03月20日
    • 「中国における勢力圏と租借地に対する英国の認識ーワシントン会議期の権益一覧表を題材に-」 三重大学法律経済学会『三重大学法経論叢 39 (1)』, 15-27, 2021年10月31日
  • 略歴

    2007年7月 名古屋大学大学院環境学研究科博士後期課程修了 博士(法学)取得
    2009年10月 三重大学人文学部 法律経済学科 准教授
    2022年4月  三重大学人文学部 法律経済学科 教授

  • 社会とのつながり

  • 資格

  • 高大連携における探究活動の支援分野

    • 社会科学(政治・経済など)への課題